投資環境

第12回講義:FX vs Forex ? 為替取引するなら、国内証券会社か海外FXブローカーか?

FXはどうしてこれほど人気があるのでしょう?

やはりギャンブル性でしょうね。通貨取引なんて、海外赴任でもないかぎりすることないですしね。

さて、ギャンブルを始めるにあたって現状調査をしてみますと、日本国内でも色々な点で変化や進化、改善があり、さらに、一歩先を行く海外FXブローカーでも様々な魅力を打ち出していることが分かりましたので、併せて、みなさんにシェアしたいと思います。

日本ならではの利点と欠点、海外こその利点と欠点、どの点を重視して証券口座を開設するかは皆さん次第です!ご参考にどうぞ。

国内証券会社・海外FXブローカー それぞれの特徴

≪ぜひ活かしたい!優位な取引き≫

 1.レバレッジ 

   国内 最大25

   海外 400倍~無制限まで

  レバレッジが高ければ優れている、ということは決してありませんが、倍率を個々の判断で変更できる点という点では優位性があります。

  特に、急な情勢悪化時など、ヘッジの必要性に迫られた局面などで資金に余裕があれば、損失をみすみす受け入れずに済むかもしれませんので、レバレッジの余裕は大事です。

 2.スプレッド 

   国内 圧倒的狭さ   海外 広め

  スプレッドが狭ければ比較的短時間で含み益可できます。

  ただし、NDD取引(次項↓)など、ユーザー側に優位性がある取引では概ね広めのスプレッドが設定されていますので、スプレッドの大小だけでブローカーを選ぶのは早計です。

 3.公正な取引 

   国内はDD(ディーリングデスク)方式のため、場合によっては不利な取引が施行されます。

   海外ではNDD(ノン…)方式・STP取引・ECN取引を採用している業者が主流であり、ユーザーにとって有利な取引が実現されています。詳しくはこちらの記事で。

≪その会社で大丈夫?信託保全≫

 4.信頼性・安全性 

   国内証券会社は全て金融庁の認可登録を得ていますので、投資者は保護されています

   海外では信託保全の義務がなく、業者のライセンスを確認すると、タックスヘイブンなどの発展途上国で認可されているものが大半で、安全性や信用を確認するのは困難です。

  ハイレバの恩恵を活用し、預入れ額を少なくして取引しましょう。そして、獲得利益は小まめに引き出すことをお勧めします。

 5.ロスカットライン 

   国内 50~100%

   海外   0~ 50%

  どこまで損失を受け入れられるか、そのように言い換えても構いません。含み損をみすみす見送って、自分以外の誰かの手によって強制決済されるまで目を逸らしておく、そんな方のための救済策がロスカットラインですので、自分自身で決着を付けられる方は気にする必要はありません。

  ロスカットラインが低かったために、少し長めに市場に生き残れて結果的に反転して微益獲得で終われた、というのはたまたまであって恩恵ではありませんので、お間違いなく。

 6.負債の回避 

  前項のロスカットライン同様にユーザーの資金を保護するための、最終段階の対策が

ゼロカットシステムです。

   海外の恩恵 ≪ゼロカットシステム≫

  ゼロカットシステムとは、そのブローカーに預け入れた残高を上回る損失が生じた場合でも、その損失分を補填しなくて良いという救済制度です。多くのブローカーで採用されています。

  × 日本国内では証拠金制度でユーザー保護が謳われていますが、十分には機能しておらず、損失を被った場合はそれを補填しなくてはなりません。

≪ボーナスなど魅力を紹介≫

 7.口座開設するだけで資金獲得?  

  △ 国内 ネット証券中心に頑張ってます。取引ロット数によって50万円キャッシュバック!など

   海外 バリエーション豊富な特典!開設だけでも入金だけでもキャッシュバック!など

≪一例≫

  当サイトのお薦めは、

  1. 口座開設だけでまずは軍資金をもらってしまいます。
  2. 最低限の預入れでさらに軍資金を確保しましょう。
  3. 腕慣らしが済んで実力が付いたら、スキャルピングかデイトレの方のみ、取引ロット数に応じてボーナスがもらえる口座を開設してさらに軍資金を調達しましょう。

トレードがなかなか上手にならない方は、別のブローカーで口座を開いてもう一度ゲット軍資金!!

 8.豊富な取り扱い商品 

   国内 国内には優秀な証券会社が多数ありますので、そちらで各種投資を始められます。

     マネックス証券 4,350種類 楽天証券 4,300種類など 詳しくはこちらで確認。

   海外 FXの他、CFDやインデックス、コモディティ、暗号通貨などを取引きできます。

     サクソバンク証券 23,700種類 IG証券 17,000種類など 詳しくはこちらで確認。

 9.プラットフォーム 

   国内 各社十分に高機能なプラットフォームを使用できます。

   海外 メタトレーダートレーディングビューなど、世界中のトレーダーたちが利用しているプラットフォームを使ってトレードできれば、オリジナルのインジケーターやEAなどが活用できるなど、多くのメリットを享受できます。

≪入金・出金・税率≫

 10.税金 

   国内 分離課税 税率20.315%

   海外 総合課税 累進課税

 国内業者での利益は税率が一律20.315%の分離課税なので算出しやすく、厚生年金保険料・住民税等に影響を及ぼしません

 逆に、海外業者での利益は総合課税の累進課税であるため、稼げば稼ぐほど税率が重くなってしまいます。当然、海外FXと国内FXの損益は合算できません。

以上、FXにおける国内業者と海外業者の違い、メリット/デメリットを見て参りました。

これらを知った上でどの取引会社を利用するか、あなたの経験値に合わせてお選び下さい。ハッピートレーディング!

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