投資用語・格言

投資に役立つ、時価総額ランキング 2023915

2023/9/15

今回、時価総額を取り上げたのには理由があります。実は、今後注目度が高まる可能性があるからなんです。

まず、国内からみれば、新NISAが始まることで投資を始める初心者が増えます。その投資先として選ぶ企業と言えば?
右も左も分からない初心者がグロース企業に投資するなんて思いもしないと思います。初心者じゃなくても、NISAにグロースは選びませんよね。

そう。誰もが知っている大企業を選ぶんです。その場合、なじみのある会社か、潰れる心配のない時価総額の大きな会社を選ぶはずなんです。

また、海外からみれば、グローバル企業でなければ日本の企業の実力が見えにくいため、時価総額からスクリーニングを始める可能性が高いのです。

今回のランキングはNISAに限定しなくても、長期投資に向いている企業と言えます。勉学第一の高校生や、仕事をしながら資産形成を目指すビジネスマンにも 役立つ情報なので、ぜひ参考にして下さい。

時価総額ランキング50

この表から見えてくるのは、日本の中心企業の業種には偏りがあるということです。

  • 時価総額日本一のトヨタを始めとする「輸送用機器」界
  • バブル崩壊前は世界一の時価総額を誇っていた「銀行業」界
  • SONYに代表される精密機械メーカー「電気機器」業界
  • ウォーレン・バフェット銘柄として注目と投資額を集めた「卸売業」界

世界的にお金を集めやすいのはこのような業種と言えそうです。やはり、世界を席巻するMATANA(「M=Microsoft」「A=Amazon」「T=Tesla」「A=Alphabet」「N=NVIDIA」「A=Apple」)とは様相が違うようです。

とはいえ、これはこれで分散投資として棲み分けできると考えれば、悪くない布陣と言えそうです。

時価総額は日々変わりますので、定期的に確認してみると良いですね。ハッピートレーディング!


-投資用語・格言