投資の考察

株式投資の第一歩 投資感覚の身に付け方

株式投資の第一歩 勉強はここから始めよう

株式投資を始めるにあたって、どんな勉強から始めたらいいの?

そういう疑問、誰もが経験しています。

ネットを検索してもズバリと答えが出てこない。あの人はこう言うし、その人はこうしろと言う。
そう、誰に聞いても漠然とした回答しか貰えないからなんです。

人それぞれの投資スタイルは千差万別、注目ポイントも違うし、エントリーポイントも違う。
チャートの形から判断する人もいるし、業績から判断する人もいて、日常の生活感やニュースから投資を決める人もいる。

 全てが正解とも言えるし、全てが不確実とも言えます。

では、何をもって投資の正解と見なしましょうか?

この回では、できるだけ短期間で、収益をプラスにするための、投資の取り組み方・勉強方法についてお知らせしたいと思います。

 なお、この勉強法は投資感覚を身に付けるものであって、確実に儲けられることを保証するものではありませんのでご理解をお願いします。

投資の第一歩は投資感覚を身に付けること ■

1.見るべきものはたくさんある。まずは個別銘柄ニュースから

 マクロの経済ニュースは確かに重要なファクターになりますが、大きく関わってくるのは時価総額の大きな大企業や金融機関、グローバル企業ばかりで、中小型株ではそれ以上に個々の決算内容や新規事業のニュースで売買が活性化します。

 ≪当サイトからの提案≫

A.【株探】などの投資情報サイトで、個別銘柄の気になるニュースをピックアップ

  株探の「【明日の好悪材料】を開示情報でチェック」や「本日の【サプライズ決算】」はお奨めです。

B.証券会社提供のトレードツールなどで詳細を確認

  楽天証券【iSpeed】【MarketSpeed】マネックス証券【銘柄スカウター】はお薦めです。..

  数年間の業績推移、出来高、今後の業績見通し は必ずチェックしましょう。

C.自分の予想、期待などを記録しておきます

  後ですぐに見返せるTwitterやブログなどでメモしておくのがお勧めです。

D.答え合わせをしましょう

  自分の予想通りに動きましたか?それとも逆行しましたか?ほとんど動きませんでしたか?
結果を「C」のメモに加えて書き残しましょう。

このような作業を日々繰り返していると、どんな材料で好反応があるのか、または無反応なのか、ギャップアップで株価が上がったとして翌日以降もまだ上昇するのか、いつ利確による下落が始まるのか、などなど株式投資の傾向が見えてきます。

「先は読めないじゃん!同じような材料でも反応は時々によって違うし!」

そのとおりです。大半の投資家がどっちに反応するかはとても読めたもんじゃありません。
なので、ある傾向に沿って予想を立てたら、逆向きの損切りも同時に設定します。

正しい方向へ向かえば含み益に、間違った方向へ進めば損切りに。
これを何度も繰り返していくと、結局は勝率が集約して勝ちが負けに勝さるようになるのです。

2.米国市場の動向、マクロニュースを個別銘柄に落とし込む

前項の個別動向を大まかに把握したうえで、米国市場の動向やマクロニュースを踏まえて銘柄を物色すると、より鮮明に値動きを追うことが可能と言えます。

ただし、メジャー級の銘柄やインデックス、ETFなどは様々な思惑が交差するうえ、大量の売買を裁くためにあえて値動きが緩慢になるような呼び値が設定されていますので、短期間で大きく収益を伸ばす機会にはなかなか恵まれません。

数%程度の値動きでも十分に稼げる、資金が豊富な投資家向きと言えそうです。
著名投資家の高橋ダンさんなどの投資方法はこの範疇ですね。

さて、今回はネット検索してもなかなかヒットしない「株式投資の勉強の始め方」についての一例をご紹介しました。

 取っ掛かりは人それぞれですので、ご自身が関心のあるテーマから掘り下げたり、全くベクトルの違う観点から銘柄物色したり、とにかく銘柄を絞ってしばらく値動きを追ってゆくのが早道だと思います。

ハッピートレーディング!

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