菅首相の退陣宣言には驚きました!まさにコロナに翻弄されただけの内閣になってしまって、本当はもっとDXなどの様々な構想を実現まで持っていきたかったでしょうね。
とは言え、あの生気のない眼でリーダーシップを発揮できるとはとても思えず、今月末の米国訪問も取り止めて次期総理に任せたら?と思っているのも本心ではあります。
さて、一気に景況が好転したここしばらくは、安心して投資に取り組めそうです。
なにせ、外国人投資家も逐次、日本市場に参入を始めたそうですから。
■ 日本の政局が外国人投資家を招き入れる
日経平均株価3万円回復の原動力は、外国人投資家による「日本株買い戻し」です。
ここ30年、外国人投資家は買う時は上値を追って買い、売る時は下値を叩いて売っていますので、3万円に到達した日経平均のトレンドに乗って買ったのは間違いありません。
外国人投資家は日本の政治を良く見ているそうです。
経済成長を重視する自民党が政権を取ると日本株を積極的に買ってきます。
逆に、自民党の支持率が低下する時には、日本株を売ってきます。そのため、春から夏場は下落基調にあったのです。
このチャートでみると、高支持率を獲得できた首相の任期中は株価が上昇しています。
特に2005年と2013年は米国株(NYダウ)を大きくアウトパフォームしています。
2005年:日経平均40.2%上昇に対し、NYダウは0.6%の下落でした
2013年:日経平均56.7%上昇に対し、NYダウは25.6%の上昇でした
この2年の共通点は、『解散総選挙で自民が大勝し、各首相が強いリーダーシップを発揮』したことです。構造改革・成長戦略が進む期待から、外国人が日本株を積極的に買ってきたのです。
米国株<日本株 と外国人が考えたのです。
別の角度から政権交代時をみると、民主党……、外国人投資家から見放されていますね。(笑)
さて、自民党が選出した総裁を盛り立て、政治が勢いを持って、コロナの終息に糸口が見え出したら、間違いなく日経平均は大きく上昇するでしょう。
そうなるように、無意味な権力争いだけは止めて頂きたい。代議士さんたち、宜しくお願いしますね。